2012年02月12日
富士山
一月のある日、
ちゃーちゃんの通院と私の通院で
千曲を出発、
甲府経由で静岡へ行き
東京へ回って帰宅した
この日、
プリウスは1万キロ突破
当日、
寒波を予報が告げていたので
出発の直前まで
どうしようかと悩んでもいた
千曲では雪が5センチは積もっていた
早朝に雪かき、
準備をして家を出たのは6時
姨捨から長野自動車道路、
中央高速を使う
雪のためのチェーン規制が続く
薄曇りの空に
そびえる山が見えた
富士山
と、気づくのに少し間があった
この角度から見る富士山は
思いのほか近くにあり、
裾野の広がりが見えないためか
険しくそそりたっているようにみえる
その北側の稜線から
ブリザードであるかのように
雪か雲のような白いものが激しく踊っている
風の強いのだろうなあ、と
以前にみたNHKの富士山冬登山の
番組を思い出した
甲府南ICから一般道
富士山のすそ野を富士宮へ抜ける
心配した雪はなかった
数日前に降ったであろう雪が
道路わきに残っているものの
運転に支障なし
空は晴れ渡り、進むうちに
着込んだ服を一枚ずつ脱いだ
道沿いにそびえる富士山は
先ほど中央高速からみた富士山とは
違った表情と形にみえた
富士宮から東名高速に入る
静岡の病院に着くと
厳冬から春にやってきた感じがした
日本て広いんだなあ
長野って本当に寒いんだぁ
いやいや静岡って本当に暖かい
診察は30分ほどで終了
先日テレビで見た静岡の美味しいラーメン店で
昼食をとることにした
「あけぼの」という名のその店を探すのは
難しくはなかった
スマートフォンにナビのおかげ
電話で車いすでも入れることを確認した
店の前には行列があったけれど
無事に食事を済ませて東京へ
12時半
表参道を目指す
4時までに受付と採血をするという
タイムリミットがある
東名高速にのる
東名高速から見る富士山は
私にとっては一番なじみのあるもの
すそ野が広がるその姿はいつみても美しい
東京までやってきた
都内は下道で表参道へ
娘の住まいの近くを通りすぎる
ナビのおかげで
脳みそを使うこともないままに
病院へ向かう
間に合った
私たち二人の受診は
とりあえず問題なし
ちゃーちゃんは
服薬なしの様子見を続けることになり
私は、薬が少し減り
二人とも再受診は3か月後となった
富士山は見る角度によって
その形や表情が違うことを
実感しました
加えて季節によってもその姿が
違いますが、今年は雪が少ないのだとか
これが何を意味するのかわかりませんが
今年も、いえ、今年こそ
災害の少ない穏やかな年であってほしいと
願います
