なんちゃって自然流

末娘の一人の卒業式に参列
雨が続いたロンドンだったけど
青空がのぞいた

遠路はるばる持って来た袴だったが
日の目を見なかった
洋服で出ることにした

会場はロイヤルフェスティバルホール
卒業式に参加するのに参加費がかかる仕組みに
納得のいかない気もするが
それはそれ

卒業式に着るガウンと帽子を借りて
ハリーポッターの世界
ロンドン美術大学と訳すのだろうか
ual
卒業生が多く午前と午後の部に別れての卒業式
会場に着くと卒業ガウンをまとった学生達と関係者で
会場はごった返していた

受付を済ませてガウンと帽子を借りる
それを着せてもらって
開場になるのを待つ

卒業生は一階で
家族などは2階３階席らしい
私は３階の４列目だった
待つこと久しく式が始まる

挨拶があって卒業生が一人ずつ呼ばれ
学長と思われる人と握手をしてゆく
名前が呼ばれる毎に歓声と拍手にわく

３階席から見る人々の姿はかなり小さい
私のカメラではズームしてもほとんど映らないほど
娘の番を見過ごすのではないかと心配になるほどだったけど
遠くてもわが娘を認識する事はできて一安心
娘の番が来てあっという間に終わった

卒業生総数は不明だが、
延々と続いた様に思う
卒業生の列に終わりが見えた時にはほっとしてしまった

その後名誉学位の授与などがあり
卒業式が終わった

長女の卒業式とはまるで違っていた
これが大学のカラーなのかもしれない

会場を出ると，ケーキとジュースが用意されていた
卒業生は卒業証書を受け取る為に列を作った
私は娘の卒業記念写真を撮る為に列に加わった

その後に友人達と写真を撮ったりした
日本人の卒業生も他に何人かいて
着物で参列されてるお母さんもいた

卒業式、
どこの国であれ
何とも晴れがましいことである