はまおか原発

森のおばちゃま

2011年05月07日 12:28

菅総理からの発表があった

中部電力はまおか原発の使用中止要請がされた

震災の後
原子力発電所の是非が世界中の大きな関心事となった
震災から2か月が過ぎようとしている
原発からの放射能流出とこれからへの不安は
今も続いている
その終結は早くても年内とか

今回の震災が未曾有のものだったとしても
完全なる自然災害だとは思えず釈然としない

科学の産物ともいえる原子力発電所を
建てたのも利用しているのも私たちです
その災害対策が万全なものだったと
どうして言えようか
また、
未曾有の災害だったから仕方ないとは
納得しきれない
加えて震災後の対策が適切ではなかったという避難もある
そんな中で、今回の原発における一連の結果に不満や憤りを持つ人が多いのは
当たり前かもしれない

しかし、一部の人や企業に怒りの矛先を向けて済むものでもない
私自身も含めて、これらの原発に無関心だったし
その結果として容認もしてきた
そのこと自体にも問題があったのは免れない

一方で
原発があることで生活が成り立っている(いた)地元の人たちの中に
自分たちには原発が必要だと断言している姿を見る
心が痛む

今は、ひとりひとりがしっかりと自分と向かい合い
原発について考え、それらの総意として日本のこれからを
考えてゆかなくてはならない時期になった、と思える

私は、次の二つの理由で原発には反対です
 日本には、地震が多く、想定外の震災が起こりうる
 北朝鮮が原爆を使わなくても、原子力発電所を攻撃されることがあれば 
   原爆以上の惨事となるー国内に原爆を抱えているのと同じかそれを超える

原発が減り、なくなることで
私たちが使える電力が少なくなり、
その結果として不便になったとしても
私はそれに甘んじます

原発起因の電力不足への対応は
たとえ時間がかかっても
クリーンエネルギーで代替することを考えて欲しいです

私たちは、今回のできごとをチャンスに変えていければ、と思います
「災い転じて福となし」ましょう!

まずは、この夏
中部電力管内の長野でも電力不足を起こさないよう
節電に心を砕きたいと思います

不安をもったり、不平を口にせず
前向きに、と思います

政府が、菅総理が、
原発の在り方に大きな布石を投じたことに
エールを送りたいと思います




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